オーレーザー

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安全性について

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About safety

JIS に準拠した安全性でいつでもどこでも使える

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レーザーの危険性とクラス分けについて

レーザー波長による眼部被ばくの危険性

HAJIME の CO2レーザーは遠赤外線

CO2レーザーの光は人には見えない遠赤外線波長(10.6㎛)の光で、物体に吸収されると熱に変換されます。 透明な物体でも透過しないので比較的事故の少ない波長域ですが、適切な保護筐体でガードしないと、火傷の危険があるので注意が必要です。

万が一レーザーに被ばくした場合、最も被害を受けやすいのは眼部(目)になります。レーザーの波長により傷害を受ける部位が異なりますが、HAJIME に搭載するCO2レーザーでは、エネルギーが角膜表層に吸収され、熱さを感じ、瞬き(まばたき)による防御反応を示します。ただし、高出力のCO2レーザーに長時間被ばくした場合は、角膜炎症(やけど)や水晶体混濁(白内障)に至る恐れがあります。

また、特に危険なレーザーは、水晶体を透過して光線が眼底まで到達してしまう半導体レーザーやYAG・ファイバーレーザーで、網膜にある黄斑部の中心(中心窩)が傷害を受けると最悪の場合失明にまで至ってしまうこともあります。半導体レーザーは可視光線なので、眩しさから反射的に瞬き(まばたき)による防御反応を示しますが、ファイバーレーザーは不可視光線のため傷害を受けるまで気が付きません。目にとって非常に危険な波長域とされています。

レーザー製品の安全性を決めるクラス分け

レーザーには、世界共通の安全基準があります。WTO(世界貿易機関)内の IEC(国際電気標準会議)では、レーザー製品に対する世界基準が定められています。日本国内でも IEC での基準に基づき、JIS C 6802 規格が規定されました。

その JIS C 6802「レーザ製品の安全基準」の中で規定される、もっとも安全なレーザークラスは「クラス1レーザ製品」に準拠するものです。
レーザー製品は、クラスが上がるほど運転時の自由度が高まるため、安全性に加えて利便性にも大きく左右されます。

しかし、まだレーザーのクラス分けについては強制法規になっておらず任意規格なので、メーカーによる自己宣言も多く、第三者の試験機関が安全性を確認しているレーザー加工機は数少ないのが現状です。

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最も安全な JIS「クラス1レーザ製品」

裸眼でも安全にレーザー加工できるクラス1レーザ製品

HAJIME CL1 シリーズ は、第三者試験機関 JQA(日本品質保証機構)の判定試験を通過した、JIS C 6802:2014 の「クラス1レーザ製品」に準拠しています。国内メーカーのレーザー加工機としては唯一の製品です。

クラス1に準拠した安全な保護筐体は、加工中にレーザーが露光することが無く完全遮断しています。

またアクセスパネルが開いた場合は、強制的にレーザー照射が止まるセーフティーインターロックを採用。うっかり加工中に開いても、レーザービームが外に出て来ることはありません。

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クラス1が「いつでもどこでも」を可能に

レーザークラス別の障害防止対策について

厚生労働省の労働安全衛生法にて通達する「レーザー光線による障害の防止対策について」では、レーザーを取り扱う業務における安全予防対策の具体的な内容を、クラス1、クラス2以外のレーザー機器を対象に定めています。

レーザー機器のクラス別措置基準一覧表
 労働安全衛生法の「レーザー光線による障害の防止対策について」より引用、加筆しています。
措置内容(項目のみ)レーザー機器のクラス
43B3R2M・1M2・1
レーザー機器管理者の選任※1 

措置対象外

HAJIME CL1 series

管理区域(標識、立入禁止)  
レーザー機器レーザー光路光路の位置
光路の適切な設計・遮へい※1 
適切な終端※1※2
キーコントロール  
緊急停止スイッチ等緊急停止スイッチ  
警報装置※1 
シャッター  
インターロックシステム等  
放出口の表示 
作業管理・健康管理等操作位置   
光学系調整時の措置
保護具保護眼鏡※1 
皮膚の露出の少ない作業衣  
難燃性素材の使用   
点検・整備
安全衛生教育
健康管理前眼部(角膜、水晶体)検査※1 
眼底検査   
その他掲示レーザー機器管理者※1 
危険性・有害性、取扱注意事項
レーザー機器の設置の表示  
レーザー機器の高電圧部分の表示
危険物の持ち込み禁止  
有害ガス、粉じん等への措置  
レーザー光線による障害の疑いのある者に対する医師の診察、処置

●印は、措置が必要なことを示す。
※1. 400nm~700nmの波長域外のレーザー光線を放出するレーザー機器について措置が必要である。
※2. JIS規格10.6に掲げるレーザー機器にあっては、レーザー光路の末端について措置が必要である。

レーザー光線による障害の防止対策については下記よりご確認いただけます

レーザークラス4の安全予防措置の一例

例えば、「クラス4」レーザー機器の場合は以下のような設置および運転環境を準備する必要があります。

    • レーザー機器管理者を選任する。(不在の場合は使用不可。)
    • レーザー機器設置にあたり専用の管理区域を設ける。
    • レーザー管理区域立入禁止の標識を掲示する。
    • 作業管理や健康管理等のアセスメントを作成する。
    • 難燃性の作業衣、保護眼鏡の着用を義務付ける。
    • 警報装置、緊急停止スイッチの設置義務。

など。

HAJIME CL1 シリーズは「クラス1」のため法的措置対象外

安全衛生を推進する

工場で
使えます

生徒達の教材として

学校で
使えます

お客様が多数集まる

イベントで
使えます

不特定多数の方々に

貸し出し
出来ます
レーザー加工機 HAJIME CL1 PLUS
HAJIME CL1 シリーズは「クラス1」の安全性でいつでもどこでも加工できます

Reception of sample processing is free

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