オーレーザー

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加工事例

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Processing example

POM(ポリアセタール)のレーザー加工

弊社レーザー加工機は教育分野でもご興味をいただいており、各種学校様からも多く引き合いをいただいております。

そんなお客様から“Gコードというデータで加工が出来ないか?”というお問い合わせをいただきました。Gコードとは加工機械で使われるデータ形式ですが、使い慣れたデータでレーザー加工がしたいというご要望です。

弊社が提供している HARUKA という HAJIME のオペレーションソフトは、 Gコードを扱うことができませんが、レーザー加工機を CNC 制御基板で動作するように接続し、テスト加工してみました。

加工レシピ

使用した材料POM(ポリアセタール)3mm厚
仕上がりサイズ歯車(大)直径80mm、 歯車(小)直径38mm
レーザー加工時間約30分

加工データ作成

今回は、CNC バージョンと、Adobe Illustrator バージョンの両方で加工を行ってみます。

学校様でレーザー加工機を使用して作りそうな、歯車をデモに選定。
最初に通常の作成方法で歯車のデータを作ります。大きな歯車は、Illustrator + MoshiDRAW で作成、小さい歯車は JWCAD + CNC 制御で作成します。大きい歯車のデザインを Illustrator のプラグインを使用し、MoshiDRAW に直接加工データを転送します。

デザイン作成イメージ(Adobe Illustrator)

Gコードでの加工も、基本のデザインデータを作成する部分は同様です。歯車データを JWCAD と呼ばれる CAD ソフトウエアで編集します。
作成したデータを、NCVC と呼ばれる CAM & ビューワーソフトにかけ、Gコードの加工データを生成します。
レーザー加工機用にモータ制御部分をレーザーの出力用にデータを修正して完成です。

デザイン作成イメージ(JWCAD)

デザイン作成イメージ(NCVC)

Gコードで加工するためには、それに対応したコントローラーソフトが必要になります。海外製になりますが、CNC コントローラソフトウエアとしてメジャーな Mach3 という物がメジャーなようです。フリーで作れる物は制限がありますが、今回のような作例は比較的簡単に作ることが出来ます。

デザイン作成イメージ(NCVC)

加工終了

完成イメージ

 小さい歯車はGコード(CNC制御)、大きい歯車はAdobe Illustrator で作成しました。

今回は、CNC 制御したいというご要望からGコードで使えるようプロトタイプを作成するという試みを行い、作例もうまく作ることができました。
製品そのものの加工能力は当然ですが、お客様の要望をお伺いし、改良と進化によって品質を維持するため常に前進する。これこそ本来の製品価値であり、お選びいただけている理由と確信しています。

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