加工事例
Processing example
- 2013-06-26
木製のキーボードをレーザー加工機で彫刻します
さまざまな流行やサービスが生まれ消えていく中で、変わらず普遍的に残っていく物もあります。その一つとして自然素材を使用した製品は幅広い年代層から愛され、根強い人気があります。今回は今の時代にマッチしつつ、自然素材を活用した商品を展開している Orée というブランドの木で出来たキーボードと作例をご紹介いたします。
オンデマンドによるリアルタイムで加工して提供するというサービスの試みの一つとして弊社の HAJIME レーザー加工機をご活用していただきました。
加工レシピ
使用した材料 | 木材(ウォルナット・メープル) |
仕上がりサイズ | 292mm x 136mm |
レーザー加工時間 | 約30分(キーボード1つ) |
無垢状態のキーボード
今回は、Oree 様で販売を予定しているメープルと、ウォルナットの2種類の彫刻前の無垢状態から作成していきます。
加工データの作成
すでに彫刻するデータ、位置は決まっているため Oree 様からデザインデータを支給いただき、加工を行いました。加工しやすいようキーボードサイズにアートボードを変更し、データのカラーを変更する程度の作業で終了です。あとは、CorelDRAW のプラグインを使用し、HARUKA にデータを転送します。
データ作成イメージ
加工完了
最適なパラメーターで彫刻が完了しました。加工後は木のヤニ成分を除去清掃して完成です。
加工直後イメージ
メープルのキーボード完成イメージ
ウォルナットのキーボード完成イメージ
HAJIME レーザー加工機でオンデマンドなサービスを
Oree 様の製品は、本来フランスの工房にて全て完成された状態で販売しています。通常文字の刻印部分もフランスの工房で作られます。そのため今回のように、弊社のレーザー加工機で加工してお客様へ渡すというのは本来の販売方法ではありませんが、Oree 様の日本国内でのイベントや期間限定店舗など一つの試みとして、弊社の HAJIME を使っていただいております。
木で出来たキーボードはどれも同じ木目はありません、一つ一つがすべて異なる木目のオリジナルです。そのオリジナル製品をお客様の目の前で、お客様のためだけに彫刻されていくところを見ていただき、感動していただきたいという試みから今回のお話につながりました。
リアルタイムにオンデマンドで加工されていくところを見て購入するのは、実に思い出深い楽しいひと時です。
かつてはこのようなサービスを、気軽に実行する事が出来たでしょうか。恐らく多くの障壁があり、実施は難しかったことでしょう。
HAJIME レーザー加工機は様々な問題やハードルを低くし、より手軽にレーザー加工ができるよう工夫、改善が続けられています。そしてこれからも、お客様と共にあらゆる可能性を生み出していきます。
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