加工事例
Processing example
- 2016-02-15
HAJIME レーザーカッターで海苔を加工してみます
海苔は日本人には馴染みのある食材の一つ。おにぎりや太巻き、おもちやおせんべいにも欠かせません。
そんな海苔に、ロゴや模様、メッセージをレーザー加工機で彫刻して、お店のアピールに活用してはいかがでしょうか。
今回はじめての食材チャレンジでしたが、予想以上に繊細できれいな仕上がりでした。節分の時期に合わせて作成した、HAJIME 仕様の恵方巻きをご紹介いたします。
もくじ
加工レシピ
使用した材料 | 有明海産 一番摘み 焼き海苔(スーパーで購入) |
仕上がりサイズ | 180 × 135 mm |
レーザー加工時間 | 2枚作成 約25分/1枚 |
加工前の準備
まず、海苔を購入して思ったのが、予想以上に表面がデコボコしている事。きれいな平面を出さないとフォーカスがぼけて失敗してしまいます。
そこで、海苔をアルミホイルと紙ではさみ、アイロンを丹念にかけ平面を出しました。スチーム無しで行うとうまくいきます。
ここまで綺麗に平面が出来れば問題ないでしょう。早速加工データを準備します。
デザインデータの準備
今回は切断加工ではなく、彫刻部分をレーザーで焼き払い貫通させます。黒で塗りつぶしたところが穴が開くところです。
そして、白い部分が海苔として残る部分です。白い部分はバラバラにならないよう、すべて繋がっている必要があります。
データに不備がないか確認後、プラグインを使用して HARUKA へ転送します。
加工開始
今回は大きめの海苔を購入しましたので、加工サイズに余裕があります。左上おおよその位置を原点としてスタートします。
完成
キレイに加工できました。データの黒い部分がすべて穴が開き貫通しています。
さあ、スーパーで買ってきた恵方巻に HAJIME で加工した海苔を巻き直して、仕上りを見てみましょうか。
お皿にのせて、正面から。HAJIMEの文字がきれいに切れています。
お皿にのせて、後ろから。和柄模様もきれいに切れていますね。
せっかくなので、新たに作り直してアクリルのフォトフレームに入れてみました。
インパクトある仕上がりで、お店のアピールに活用
海苔へのレーザー加工は、加工前の平面出しがポイントです。アイロンがけは手間ですが仕上がりに影響しますので、是非お試しください。
綺麗に加工された海苔をご飯に巻くと、思った以上にインパクトがあり驚きです。
今回の加工は彫刻部分が多く、燃焼時の粉塵、気化した海苔が多く出ます。レンズ、ミラーの汚れがはげしいと思われますので、加工後は必ずクリーニングを行うと良いでしょう。
レーザー加工機でビジネスの可能性を広げてみませんか?
レーザー加工機でビジネスチャンスを掴みませんか?
レーザー加工機 HAJIME は、あなたのクリエイティブな想いをきっと手助けしてくれます。
まずはお気軽に、資料請求からご依頼ください。