加工事例
Processing example
- 2012-03-30
アクリル板をレーザーカットしてジグソーパズル作成
レーザー加工機は彫刻加工だけではなく、穴あけ加工や複雑な曲線が多用された切断加工も要求されます。
今回の加工事例はそんな複雑な切断加工が要求される、ジグソーパズルを作成しました。
加工レシピ
使用した材料 | アクリル(白)2mm厚、ラミネートフィルム |
仕上がりサイズ | 170 x 110 mm |
レーザー加工時間 | 15分30秒 |
切断順番最適化について
複雑なデザインをカットする上で最も大きな問題は、先に内側をくり抜いてから外側を切断しないと失敗する問題です。先に切り抜かれた部品は落下するため、切断を適切な順番で行わないと、思ったとおりのデザインは完成しません。
下の左側図の形を得るためには、右側図 ①→②のような順番で切断加工をする必要があります。この問題を解決するために、カットソート(切断順最適化)を行う必要があります。
切断順番のイメージ図
完成品例
切断パーツ
HARUKA には、データのどこからカットすれば適切かを判断、実行するアルゴリズムが標準で備わっています。レイヤーを分けたり、グループ化をしたりなど、面倒な設定は一切しなくても自動で切断順番を最適化します。
ラミネートフィルム写真
ジグソーパズルの絵柄はラッセンの絵がありましたので、ラミネート保護した後に粘着剤にて2mm厚のアクリルに貼り付けました。
イラストレーターでデザイン作成
次に、ジグソーパズルのベクトルデータを用意します。Googleで検索すると、フリー素材がすぐ見つかると思います。絵柄のサイズを測定してベクトルデータを縮尺します。
加工完了
UVプリンターを所有していないため、カードを貼り付けて作成しましたが、UVプリンターを併用して自由なサイズと自由なデザインで作成すれば、素敵なカスタムオーダーデザインを作成する事が出来ます。
複雑なデザインも思いのままに
複雑な形状を簡単に切り出せるようになると、立体的な組み合わせの加工や彫刻作品だけでは得られない、新たなレーザー加工機の使い方が見えてくるでしょう。思い描いたデザインをすぐその場で切断、プロト作成、そのような用途にも HAJIME レーザー加工機は大きな価値を生み出すことができます。
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