INFORMATION

こちらの加工事例は、前モデルの Applause で加工した記事です。使用ソフトウエアや操作方法などが異なりますので、あらかじめご了承ください。
なお、現モデル HAJIME でも同様の加工が可能です。

前回、ゴム印作例の記事を発表してから、多くの方々から改善のご要望とアドバイスをいただきました。その中で最も多かったのが、小さな文字を綺麗に、美しく彫刻することはできないかという質問でした。

小さな文字を忠実に、美しく仕上げるためにはどのように改善をする必要があるか、より簡単で綺麗なゴム印をレーザー加工していただけるよう、全力でソフトウェアの改善をしました。

  • ショルダー機能の斜面処理を改良し、深彫りに適した段差と幅を自動的に計算。
  • 文字の斜面のギザギザを軽減し、滑らかさを向上。
  • レーザーのビーム径に適した補正処理を追加、細い線も正確に再現できるよう自動補正。
  • ハイパワーで加工しても品質の落ちない加工方式に変更、一回の彫刻で1mm以上の深さが彫刻可能。
加工概要
使用材料 レーザー加工用ゴム印ラバーシート(赤)
材料サイズ 59 x 19.5 x 2.7 mm
レーザー加工所要時間 約9分

完成イメージ
ゴム印 レーザー加工

加工データの作成

漢字(小塚明朝)と英数字フォントを調整して、開発中のイラストレータ用プラグインでデータを、MoshiDRAW 2011 に転送します。

イラストレーターでデザイン作成イメージ
イラストレータ ゴム印

MoshiDARW 2011 でゴム印彫刻に適した設定を行い加工します。
今回は一回の彫刻でゴム印を完成したいため、パワーを大きめ(通常の1.5倍)で加工しました。彫刻は約5分かかりましたが、以前に比べるとより早く作ることができるようになりました。

加工完了

後処理等
彫刻が終了したら洗剤、柔らかいブラシ等を使用して細かな部分に入った彫刻カスを落とします。

正面写真

実際に紙に押印してみたところ、印像がデザインと全く同じに仕上がりました。一回のレーザー彫刻加工で理想の出来です。

印像イメージ

今回再作成したゴム印は、以前作成した物より大幅に改善され綺麗になりました。一回の加工で通常より深く彫りつつ、明朝体の細い横線もはっきり綺麗に再現されています。

これらの改良は一見地味かもしれませんが、実際に使ってみると、データ作成における時間の節約(線が消えないよう手動で補正していたのが自動的に補正される等)や、加工時間の短縮、そしてなによりも仕上がりの美しさと総合的に大きなメリットを生み出します。

Applause レーザー加工機のメリットについて

ゴム印を作成する上でのコストは、材料代はもちろんですが、レーザー加工機を購入する金額やランニングコスト、メンテナンスコスト、運用時間や人がデータを作る時間のコストも含まれ、すべてが製品コストと利益に直結します。

高コストパフォーマンスなApplauseのレーザー加工機をフル活用すれば、低コストで高品質のゴム印を作成でき、競争力を持った魅力的なデザインにも対応することが出来ます。