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レーザー加工機での製作初級編として、ポップアップカードの加工例をご紹介します。
Adobe Illustrator にて花火のデザイン、カードの台紙を作成後、レーザーで切断しました。その後、台紙とともに組み立てると、まるで花火が打ち上げられたようなポップアップカードが出来上がります。
使用する素材は画用紙または厚紙等になりますので、気軽に挑戦してみてください。直接使用できるデータを添付してありますので、Illustratorがなくても、制御ソフトHARUKAでそのまま開いて加工することができます。

レーザーを初めてご使用になる方の導入用、または夏休みの工作としてお子様と一緒に製作を楽しんでみてはいかがですか。

加工概要
使用材料 画用紙 または厚紙
材料サイズ 台紙サイズ 200mm x 150mm
機種 卓上小型 レーザー加工機 HAJIME
ソフトウェア Windows 8.1、Adobe Illustrator、HARUKA
レーザー加工所要時間 計17枚 約30分

完成イメージ: 花火のポップアップカード

完成イメージ: 斜めから

加工の手順

ファイル準備
下記のzipファイルから、それぞれのデータファイルをIllustratorで開いていただき、加工を試してみてください。
ポップアップカード用PDF.zip

Illustrator をお持ちでない場合、以下のプロジェクトファイルを HARUKA の”ファイル”→”プロジェクトを開く”から直接開いてください。
ポップアップカード用プロジェクトファイル.zip

下記は、”A_fireworks1_line.pdf” のファイルをIllustratorのプラグインでHARUKAへ転送したものとなります。

HARUKA に転送されたデータ

HARUKA へデータが転送されると、次は、”加工素材一覧”から予めプリセットされている”厚紙(ケント紙)”を選択します。
”パラメータ編集”画面で、切断パワーや速度の数値を変更することができますが、今回は登録されている数値のまま加工します。

位置合わせ
まず黒の厚紙を加工機にセットします。ポインターの位置が加工開始の原点になります。
加工中エアーコンプレッサーからの風圧が強いため、用紙が飛ばされないようにマスキングテープ等でハニカムテーブル上に貼り付けておきます。
次に焦点距離を計ります。白いネジを緩め、厚紙とレーザーヘッドの間にフォーカスツールをピッタリ挟み込み、ネジを締めて固定してください。

素材セット:フォーカスツールで距離を測る

これで準備は完了しました。
加工機の蓋を閉めて、再生ボタンをスタートさせます。

加工直後写真

こちらのデータは3分強で加工が終了しました。
引き続き他のデータの加工を進めます。用紙の色は自由に選んでください。
加工がすべて終了したら、それぞれを貼り合わせていきます。

パーツの貼り合わせ

各部品の写真

貼り合わせ工程
Aの裏にF,G、Bの裏にH,I、Cの裏にJ,K、Dの裏にL,N、Eの裏にM,Oを貼り付けます。
水性のりだと紙がうねってしまうので、両面テープを細く切り、ところどころに貼ります。とても細かい作業になりますが、根気よく頑張ってください。

花火の裏の貼り合わせ写真

点線入り台紙を下記のように、山折り、谷折りにします。その後ろに紺色の台紙を貼り合わせます。

点線入り台紙の組み立て写真

花火を台紙に貼り付けていきます。まずBを各部品写真の2に、Cを3に、Aを1に、Dを5に、Eを4へ貼ります。カードを閉じた時にすべての花火がカード内に収まるように位置を考えましょう。

完成写真

レーザー加工機は難しいもの、敷居が高いものと思われがちですが、意外に簡単なんだなぁと、実感していただければ幸いです。
チェックする点としては、

  • データがきちんと作成されているか。
  • フォーカスを合わせているか。
  • パラメータを適切な素材に合わせているか。(仕上がり、好みに応じて調節が必要な場合もあります。)

上記の3点に気をつけていただければ、うまく加工をすることができます。

ユーザー様のご紹介

弊社の加工機を使用して、さらに複雑で洗練されたポップアップカードを製作、販売されているユーザー様をご紹介します。

《アレンシー手作り工房》様です。
微細なデザインをレーザー加工によって見事に表現されています。たった一枚のカードをめくることによって、想像(創造)がさらに広がるようです。

以下は作品の一部です。
帆船

エッフェル塔

観覧車

お母さんありがとう

《アレンシー手作り工房》様の声
開くといろいろなものが飛び出す可愛い仕掛けの手作りポップアップグリーティングカードです。
素材の紙は世界各国の品質の良い物を取り寄せ使用し、カッティング以外はすべて手作業で制作しています。

大切なお友達や恋人への贈り物に素敵なメッセージを添えて。
貰った方が思わず微笑んでしまうような、手作りの可愛いカードです。

【加工機をご利用にあたっての感想】
私が HAJIME レーザー加工機の購入を決めたのは 他社製品と比べてスタイリッシュでオフィス内で使用しても全然問題ないことです。実際に使ってみてコンプレッサーや排煙機の音は、オフィス内で電話や会話に支障ない程度ですので、気に入っています。

他にもさまざまな作品を取り扱っていらっしゃいます。下記のリンクからご参照ください。

《アレンシー手作り工房》様
お取り扱いショップ
楽天ショップ
Yahoo
Amazon

弊社の加工機にて作成された素晴らしいカードの数々が、皆様のお手元に届けられるのはとても嬉しいことです。
今後のさらなるご活躍を期待しております。

基本から発展へ

弊社のCO2レーザー加工機での加工は単なる切断と彫刻のみとなり、平面素材が対象となります。
が、今回のポップアップカードのように、切断加工したものを組み合わせたり、点線部分を引き出すことにより立体的なものへと形を変えることができます。今回ご紹介させていただいた、《アレンシー手作り工房》様も基本を踏まえることから進めて、素晴らしい作品を次々と生み出されています。
出発点は同じでも、その行程には様々な分岐点があります。どの道を通るか、または一旦引き返してさらに策を練るか。山あり谷ありがあったとしても、それを乗り越えると新しい世界が待っているかもしれません。弊社もいつもそのことを意識しながら取り組んでおります。そしてユーザー様とともに今まで見たことのない景色を味わってみたいと願っております。

弊社は随時サンプル加工と実働見学を承っておりますので、レーザー加工機を検討中の方はお気軽に、[ お問い合わせ ] ください。