INFORMATION

MDF という素材はとても安く入手しやすい素材のため、Maker な方々を中心に人気がある素材のようです。
これも一種の木材ですので、比較的容易にレーザー加工が可能です。
少し変わった加工もしてみたいと思いましたので、薄い MDF を入手し曲線的で立体的な加工をしてみました。

加工概要
使用材料 MDF(中密度繊維板、中質繊維板)
材料サイズ 約460mm x 280mm 2.5mm厚
機種 卓上小型 レーザー加工機 HAJIME
ソフトウェア Windows 7、CorelDRAW、HARUKA
レーザー加工所要時間 約1時間30分

完成イメージ

加工前の準備

基本的な形状を3DCADで作成してからCADデータをCorelDRAWで編集します。
データ作成

曲げたい部分に多くの切れ込みを入れることで木材も曲げることが出来るようになりますが、切れ込みの切断データを CorelDRAW で曲げたい箇所に作成します。

せっかくですので側面には音符と文様のデザインと、バイオリンをイメージしたf字孔を空けました。

加工終了

最終的に切断が終了したMDFはここまで簡単に曲がります。

木材に曲げと弾力性を与えることで、ティッシュボックスが簡単に入れ替えられるような構造にすることも出来ました。

今回は開発や調整用補助治具の箱も同時に作成しました。使い方によってはMDFは非常に有用な素材です。

今回の作例は HARUKA という制御ソフトウエアの試運転を兼ねて加工を行いました。
詳しくは別途記事を作成してご紹介いたしますが、HARUKA は弊社で作成した新しい制御ソフトウエアで今までの制御ソフトウエアの機能を拡張し、マテリアルプリセット機能やプラグイン連動システムの強化、加工時間のシミュレーション等、使いやすくなるよう作られています。

HAJIME レーザー加工機であらゆる Make を

小型卓上レーザー加工機は量産には適していませんが、メモリアルや工芸品だけでなく、あらゆる試作や一品物の作成に威力を発揮します。今回のような曲線的で立体的なデザインも加工データさえ出来上がれば簡単に作成することが出来ますし、ちょっとした試作や治具の作成にもとても役立ちます。
今までに無い物や自分だけのアイディアを形にするという使い方にも有効な加工機械です。より身近に、より手軽に使えるレーザー加工機として Maker な方にも最適な一台となっています。