オーレーザー

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HAJIMEって何がすごいんですか? 加工精度を検証してみた

こんにちは。

朝夕と過ごしやすくなり、秋めいてまいりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。

オーレーザーは田んぼに囲まれており、この時期は稲刈りで農家さんも忙しそうにしています。

私の実家にも田んぼがあり、毎年新米を今か今かと楽しみにしておりますが、先日オーレーザーには「米」ではない新米が入社しました。20歳の元パティシエです。

皆様の加工機のメンテナンスや修理、検品をさせて頂く部署に配属されますので今後も宜しくお願いいたします。

先日、その新人と昼食をとっていた際にこんな質問がありました。

「HAJIMEって何がすごいんですか?」

新人らしい直球勝負の質問です。(聞けば草野球でピッチャーをやっているそう。)

HAJIME を検討される方からも滅多に出ない抽象的な質問ですが、核心をついてます。

よって今回のブログはそんな新人への回答を兼ねた内容となります。検証要素の強い内容となっておりますが、皆様しばしお付き合いください。

HAJIME の凄さ = 切断精度が高い

HAJIME の一番の強みは何といっても、「切断精度」にあります。

普段から様々なサンプルを作成している私ですが、仕上がりの寸法精度の高さ、誤差の安定性には毎回驚かされ、数百万クラスの加工機に匹敵するのではないかと思っております。(超個人的感想です。)

百聞は一見に如かずという事で、各素材にて下記のデータを切断し50㎜の四角と30㎜の円の寸法誤差を検証してみましょう。

アクリル5㎜ 切断

まずは基準となるアクリル5㎜です。
切断時の寸法誤差はおおよそ-0.2㎜~-0.4㎜となりました。

MDF5.5㎜ 切断

燃えやすいMDFにおいても同様の結果が得られました。

数枚切断しましたが、アクリル、MDFともに誤差はー0.2㎜~ー0.4㎜以内で揃いました。振れ幅も安定している為、寸法精度を要求される場合にはあらかじめデータを大きくするユーザー様も多いです。

また、HAJIMEは10㎜のアクリルが一回で切断できる一番安価な加工機です。恐らくHAJIMEを除く100万円以下の製品だと8㎜の切断が限度ではないでしょうか。

注意:厚い素材の切断時は、レーザーパワーの低下、光学部品の汚損、フォーカスのズレなどによって切断ができない可能性や火災の原因となる場合もございますので、ご不明点等ございましたらオーレーザーまでご連絡ください。

素材があったので試してみました。

アクリル10㎜ 切断

-0.4㎜~-0.6㎜程の誤差が出ます。

10㎜の切断となると、やはり熱影響により溶けによる寸法誤差が大きくなります。ですが、数回加工しましたが、すべての寸法が-0.4㎜~-0.6㎜以内に入りました。

MDF9㎜ 切断

MDFや木材はアクリルと違いハイパワー+低速で加工すると発火しやすい素材の為、複数回切断する必要があります。今回はプリセットの「MDF5㎜」の設定で切断を3回行いました。

その結果、寸法誤差はアクリル同様、-0.4㎜~-0.6㎜以内に収まりました。複数回切断してもカットラインがズレたりすることはもちろん無く、熱影響による焼損も最小限に抑えられます。

MDF9㎜ 切断面

MDF5.5㎜ 切断面

木材の切断時は断面を手に持った際にススがつくので、製品化する場合はお湯洗いやサンドペーパーなどで表面を慣らすとより完成度が上がります。

最後に

以上、HAJIME の強みである「切断精度」の検証でした。新人もこの内容を見て、自分の仕事に求められる精密さや完成度の高さを理解してくれたと思います。

レーザー加工機は方式や製造メーカー、アフターメンテナンスによって精度などの性能差が大きく出る機械です。油断をすると HAJIME 本来の精度が出ないという事実を肝に銘じ、オーレーザー一丸となって品質とアフターフォロー体制を磨いてまいります。

頑張ろうな! 新人!!

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